野島のキョウジヨシギが自然海岸で採食中です。今年のキョウジョシ
ギは 5/9 27羽、 5/15 25羽、 5/19 17羽、と大幅にばらついて
います。キョウジョシギは毎年ばらつきが大きいのです。

何故こんなにばらつくのか、常々知りたかったのですが、いつも
鳥を見ているエリアの外に、常時いるのではと考えていました。と
いうことで本日は、野島を外から見ながらキョウジョシギを探し
ました。
50羽近い群れが飛んできました。

本日の野島は、17羽しかカウントできなかったのが、外のポイント
では、こんなに飛んでいるのです。

ここは潮が引き始めて表れる棚のような所です。ここに全部
降りました。

潮が時々洗うよう場所で、一斉に採食し始めました。餌がとても多
いようです。

上のような環境以外では、この様に大きな石がごろごろして居る
所や石垣積みの所でも採食します。しかし、この様な石の多い所
には、圧倒的に鳥の数が少ないのです。

やはりこのような環境がキョウジョシギには人気があります。多分
、岩場より餌が多く、採取しやすいのでしょう。

本日、野島の外周で80羽近いキョウジョシギを見ることができま
した。満潮時は野島の沖堤防あたりに休憩してそうです。
外の探鳥地では、キョウジヨシギは岩のある環境、砂原では海草
やゴミが打ち上げられている海岸が好みです。
野島の環境はあまり好きではないようです。多分、野島には、キョ
ウジョシギの好きなエサが少ないのだと思います。
今後も、気が向く時だけ野島に入ってくる形だと思います。
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